これは友達にも話せない、僕の独りよがりの日記。

父に見られたら「余計なことを書くな」と、たっぷり説教されるに違いない。けど、少しでも共感してくれたり同じ苦しみを抱えた人たちの励みになったらとても嬉しいと思う。

 

今は東京から群馬県の実家へ向かう列車の中。

今日、ようやく12年住んだ東京のマンションのリフォーム作業を完了し、不動産屋に鍵を託してきた。

これからは家族全員、力を合わせて生きていこう。そもそも、パソコン一台でできる仕事をしていたことが僕のラッキーなところだ。

母親がガンだと聞かされた時、迷うことなく実家に戻る決心ができた。

群馬と東京の近さもラッキーだ。

何かあったら2時間ほどですっ飛んで行ける距離。

東京の仲間と始めたビジネスも、志半ばの俳優の仕事も継続してやることができる。

  • 母 58歳 抗ガン剤治療を受けている
  • 父 61歳 元銀行員。母の病気を機に引退
  • 兄 34歳 エース営業マン。埼玉県在住
  • 僕 31歳 出戻り。 動画製作者&売れない役者

 

癌。

僕たち家族は、母の病状にある種の覚悟はできている。だけど、決して誰一人嘆いたり暗い表情を見せたりしない。

ガンを克服するのには、笑顔が一番とよく聞く。

 

笑ったり泣いたり怒ったりを、日々の暮らしの中で共有しあうのが家族。

そして、きっとそれがガンに打ち勝つ力になるんじゃないかと信じている。僕が家に戻ることで、ただ毎日を母と一緒に過ごすことでほんの少しでいい。

 

ほんの少しでも「その時間」が延びてくれればいいと思う。

1日でも長く、母といっしょにいたい。